【タケノコ】アク抜き3種類試してみた!

くらし

こんにちは!ゆきちです( ^ω^ )

今回は、タケノコのアク抜きについて書いてみようと思います。

今が旬のタケノコ。

アク抜きが億劫で、毎回水煮を買っていたり、タケノコを使った料理を避けてきたワタシ。

同じような人、たくさんいるはず!

そんな方に読んでいただきたいです(^^)

我が家にタケノコがやってきた!

アク抜きが面倒で、ちゃんと調理できる自信がなかったから避けてきたのに、なんで我が家にタケノコがやってきたか…

それは5月4日、玄関の外にそっと置かれたタケノコ。

かさ地蔵、来たコレ。

特にお地蔵さんに笠を被せてあげたワケでもないのに、玄関の外にタケノコ。

その数時間前に、娘の同級生のママから

「今日、家にいる?タケノコ持っていくね」のLINE。

で、入浴している間に、またLINEで、

「玄関先に置いといたからね〜」とLINE。

娘と、玄関に出てみると、大きな袋が2つ。

いや、多くない?(笑)

5本もあるがな。

ありがたい!ありがたいけれど、立派すぎてどうすればいいかわからない(笑)

とりあえず、急いでアク抜きしないと!ってことだけはわかるので、焦るワタシ。

タケノコは収穫した瞬間からアクがまわり始めるので、時間が経てば経つほどエグ味が増すんだそうです。買ったり、もらったりしたら、なるべく早く加熱してアクがまわるのを止めなければ!!

アク抜き方法を検索してみる

この際だから、少しずつ違ったアク抜き方法を試してみようかな、といろんな情報を集めてみました。

何年も前にタケノコを分けていただいた時には、米糠と鷹の爪で煮てアク抜きをしました。THE 王道。

でも、すごく時間がかかった記憶…。ニオイも苦手。

今回はもっと手軽に、簡単に済ませたいなぁと思って、家にあるものでできるアク抜き方法を検索し、3つに絞りました。

アク抜きに米糠を使う理由として、アク(シュウ酸やホモゲンチジン酸)=酸性に対してアルカリ性である米糠で取り除く、という構図らしいです。

それなら、アルカリ性なら米糠じゃなくてもいいんだよね?

ってことで、米糠は使わず、小麦粉と生米を使って挑戦!

使う調理器具を変えて、アク抜き比べをしてみました。

まずは下準備

どの調理器具で調理するにしても、共通の下準備がこちらです。

①洗う

ざぶざぶ洗って、ついている土などを取ります。

②不要な部分をカット

食べられない穂先を斜めにカットします。皮が硬いから気をつけて!

③縦に切り込みを入れる

皮も剥きやすいし、皮付きで茹でても火が通りやすいです。

ここまでは全てにおいて共通なので5本ともこの処理をしました。

圧力鍋でアク抜き!

まずは圧力鍋で挑戦!

圧力鍋に入る大きさに穂先をカットして入れました。

縦に切り込みを入れた部分に指を入れて、皮を2〜3枚剥きました。

頼むよ、圧力鍋くん。

そこに小麦粉(1/2カップ)を溶いた水をタケノコがかぶるまで入れます。

小麦粉はあらかじめ溶かしておくのがポイント。

蓋をして、強火で圧力をかけ始め、シュッシュッと蒸気が出てくるまで待ちます。

圧力をかけるのは鍋だけでええで。パワハラ、ダメ!ゼッタイ。

蒸気が吹き出して暴れ出したら、弱火にして15分。

今頃、アクは抜けているのだろうか

あとは、圧力鍋のピンが下がっても、しばらく冷まします。ドンタッチミー!

小麦粉が入ってるからなかなか冷めない…。

この季節、傷んだりしないか心配。

電子レンジでアク抜き!

続いて、電子レンジで挑戦!

これが本命!これでアク抜きできたら超簡単でとってもラク!

そう思って挑戦しました。

まず、縦に切り込みを入れた部分から皮を全部剥きます。

全部皮を剥いでやりました。寒かろう。

火が通りやすいようにカットしておきます。(テキトー)

調理しやすいようにカットしておきました。

耐熱皿にタケノコを入れて、生米(大さじ1)を入れます。

あとで、気づくことがあります。

小麦粉も生米と同じく(大さじ1)入れます。

ここら辺で、完全に気づきます。

タケノコが浸るくらいに水を入れます。

先に小麦粉と水と生米混ぜときゃよかった…

耐熱皿の中で水と小麦粉混ぜました(笑)先に混ぜときゃよかったぜ。

まぁ、混ざればいいのよ。(大ざっぱ)

吹き溢れるので、ラップをせずに600Wで10分加熱。

竹串などを刺して、火の通りが甘かったので、600Wで10分追加しました٩( ᐛ )و

この白いのはアクかな。

こちらも、完全に冷めるまで置いておきます。

加熱してすぐ洗って食べてみたらエグくてびっくり!

ちゃんと冷めるまで置いておかないとダメみたいです!

炊飯器でアク抜き!

最後は炊飯器!

炊飯器でごはん焚いてたら使えないけど、炊飯器でできたら、スイッチひとつで出来るしラクかも!と思ってチャレンジ!

こちらも、タケノコ丸裸にして加熱します。

下の方の赤い斑点部分は、このあと削いでおきました。

今回は全部くし切りにしてやりました。

炊飯器の内釜に入れて、タケノコが浸るくらいに水を入れます。

そこに生米(60g)と塩(小さじ1)をサラサラサラ〜と入れて、種を抜いた鷹の爪をちょこんと入れます。

あとは、炊飯スイッチをONするだけ!

炊飯が終わったら、保温を消して1時間はそのままで、その後、内釜を取り出し、冷めるのをひたすら待ちます。

こちらも内釜を取り出したタイミングで洗って食べてみたらまだ渋かった…。

やっぱり、待つって大事だなぁ…

結果発表!

どの方法が一番アクが抜けたの?

後片付けも含めて、どれが一番ラクだった?

など、気になりますよね。

もったいつけてないで、サッサと報告していきますよ〜!

赤のアンダーラインは良いところ。

青のアンダーラインはマイナスポイントです( ^ω^ )

圧力鍋

タケノコの火の通りは抜群。

タケノコ入れすぎたのか、シュシュシュの音と同時に噴きこぼれ(笑)

後片付けがちょっと面倒。

小麦粉でとろみがついているからなかなか冷めない。

電子レンジ

火の通りは様子を見ながら。(20分も加熱すれば大丈夫)

アクションが少ないので、ラク♪

後片付けはとってもラク♪(耐熱皿だけ洗えばOK)

小麦粉の量は多くないので、結構すぐ冷める。(すぐ冷蔵庫入れられる)

炊飯器

沸騰したときにブクブクと蒸気口から噴き出す。(炊飯器壊れるかと思ったw)

炊飯器の性能によるのか、なかなか炊飯モードが終わらずヤキモキ。

炊飯モードが終わって、蓋を開けたら、タケノコ粥が出来上がっていて、お米を取り除くのが面倒。

蒸気口も含めて掃除したので、後片付けがすごくめんどくさかった。

保温消したり、内釜取り出したり、アクションが多い。

肝心のアクは…

で、結局のところアクは抜けたのか?

発表しますね。

アクは…

どのアク抜き法でも抜けてない!

うそやん…冷めるまで待ったのに、あんまり変わってない。

3つ方法を試したのに、どれも抜けてない。

タケノコを食べてみてもどれもエグい。

どれも、熱が取れるまで冷まして、水で洗ってから味見しました。

ノドが苦い。エグ味がエグい。うえ〜っ!

途方に暮れるワタシ…

5本ももらって、3つも方法試して、エグいなんて。ショック。

でも、アク抜き方法が悪いんじゃなくて、タケノコ自体がもうアクがまわり過ぎてたんじゃないかな。

大きいタケノコだったし、葉も出始めてたし…。

うわ〜ん、ショック〜!!

でも、諦めたくない!!

面倒だけど、もう一度アク抜きしてみようかな。

捨てるのはもったいないし、申し訳ないもんな…と思いながら、再検索。

とにかくタケノコを保存するために水に浸けておこう、こまめに水を替えて…っと。

水に浸けておかないと傷んでしまうからね。

と、この行動が偶然にもよかったみたいで、

時間が経てば経つほど、エグ味がなくなってきたんです!

というのも、エグ味の原因であるシュウ酸などは水に溶け出すらしいのです!

加熱してアクのまわりを止め、タケノコ内に残ったアクを水に浸けて出す!ってことかな?

一説によると、加熱して出たアクがタケノコに戻ることがあるらしいので、冷めたら水を替えておけば良かったのかも、と思いました。

5月4日の夜から始まったアク抜きは、5月5日の正午には解決しました。

あ〜、よかった(笑)

結論!

どんな加熱方法を選んだとしても、冷めるまで待つ、というのは同じ。

熱を加えて、アクを止め、水にアクを吐き出させるというのが大切!なので、ある程度の時間はかかる!短縮できるのは、家電による加熱時間だけ!

今回は、タケノコにすでにアクがまわっていたと考えて、次回からワタシがアク抜きの方法として採用するとしたら、「電子レンジ」一択!

3つ試して、結果は変わらないんだもん、ラクなのを選ぶよね(笑)

米糠でアク抜きをするのが一番タケノコの風味や旨味を損なわないとしても、ワタシは面倒くさいので「電子レンジ」でアク抜きしようと思います(笑)

でも、タケノコが新鮮だったとして、電子レンジでアク抜きできたら本当にラクなので、これからは水煮ではなくて、丸ごと買ってみようかな?という気持ちになりました。

ちなみにですが、今回アク抜きしたタケノコは、

「若竹煮」「タケノコごはん」「天ぷら」にして食べました!

こどもの日だから奮発だよ!でも、スープ欲しかったな。

調理したあとは、全くエグ味を感じることなく美味しくいただきました!

若竹煮のワカメはカルシウムを多く含むので、タケノコのエグ味を感じにくくしてくれるようです。

タケノコごはんは、生米を入れてアク抜きするくらいだから、相性ヨシ!

天ぷらに関しても、エグ味は油でコーティングすると感じにくくなるらしいので、これまた相性ヨシ!(若竹煮と一緒に煮てあらかじめ味付けをしておいたのでびっくりするくらい美味しかったです!)

子どもたちが「美味しい!」を連発してくれたので、今回のタケノコのアク抜き大成功です!

エグ味が残っていても諦めないで!水に晒せばなんとかなるかも!

エグ味をごまかす調理法だってたくさんある!(笑)

最終手段は、カレーをかけろって書いてました(笑)

今回、食べきれない量をいただいたので、半分はアク抜き後冷凍保存しました。

あらかじめ千切りにしておけば、青椒肉絲などの炒め物、くし切りにしておけば、天ぷらや煮物にすぐ使えます!

冷凍もできるなんて、たくさんもらっても安心ですね♪

みなさんも、タケノコのアク抜きのハードルを下げて、美味しいタケノコ料理を作ってみてくださいね( ^∀^)

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!!

では、また( ^ω^ )

おしまい♪

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