【私立の公募推薦】ここで決めたい!長男の大学受験

子育て

こんにちは!ゆきちです(*^^*)

あけましておめでとうございます!2023年もよろしくお願いいたします。

2022年9月の長男の【指定校推薦】に落ちたブログ以来なので、4か月ご無沙汰しておりました。

その間ずっと叫んでたわけではないんですが、あっという間に月日は経過しますね。

さて、今回は、その指定校推薦に落ちた長男の大学受験【公募推薦】編です。

指定校推薦に落ちてから(←何回言うねん)、公募推薦を受けるまでの2か月半と、その結果について書いていこうと思います。

ここでは、

  • 指定校推薦と公募推薦のちがい
  • 長男の公募推薦の合否
  • 大学受験を通して気づいたこと
  • 塾は必要なのか?個人的意見
  • 大学受験するならやっておくべきこと

…などについて書いていますので、興味のある方は読んでみてください!

来週に迫った共通テストを受ける現在の高校3年生より、来年度以降に大学受験をする高校生や、その保護者の方、そして、この春から高校生になる現在中学3年生の保護者の方の参考になれば幸いです★

受ける大学や勉強方法もそれぞれですので、あくまで参考程度に♪

では、いきましょう!

指定校推薦と公募推薦のちがい

私は大学受験をしたことがないので、まったく知らなかったんですが、志望校に入学するためには、何度かチャンスがあるんですね!

そのチャンスの1つが【指定校推薦】と【公募推薦】です。

絶対いきたい!と思う大学が決まっているなら、はずせない受験方法です。

今回は私立の大学の話ですので、国公立とは異なります!ご了承ください(^^)

指定校推薦ってなに?

簡単にいえば、

  • 大学側が指定する高校からのみ出願可能
  • 私立大学が多い
  • ほとんどが、合格したら絶対入学の『専願』受験
  • 校内選考を通過すればほぼ合格確定

自分が通う高校に指定校推薦枠がなければ、受験できませんので、志望大学が指定校推薦で出願可能かは早めに調べておくことをオススメします!できれば中学生の間に調べておくといいかも。

それでも、急に「今年度は指定校推薦枠はありません」なんてこともありえます。これも運なのかな。

公募推薦ってなに?

簡単にいえば、

  • 大学が出す条件を満たしている&学校長の推薦があれば、どの高校からでも出願可能
  • 『専願』の大学、『併願』OKの大学、両方ある
  • 学力だけではなく、意欲や高校時代のがんばりを評価してくれる
  • 一般入試より受験科目が少ない

公募受験では、評定平均が4.0以上など、大学側からの条件を満たしていないと受験できません。その条件は大学によってちがいますので、自分が志望する大学の情報は早めに収集しておきましょう!

評定平均の出し方は、高校1年生の1学期から、高校3年生の1学期の成績までを5段階評価に換算して、教科数で割ると出ます。教科数は学校によってさまざまですが、

わが家の長男を例にあげると、(長男の学校の算出方法)

1年生と2年生の時の学年末と3年生の1学期の評価を見ます。

10段階評価5段階評価
10・9・8  5
 7・6  4
  5  3
 4・3  2
 2・1  1
10段階評価を5段階評価に換算してね

長男の3年生の1学期の通知票を参考にして、計算してみましょう。

10段階から5段階へ換算したものがコチラ

小数点2位を四捨五入で計算しています。(学校によって違いアリ)

大学受験で用いられる評定と評定平均がこちらになります。

なので、長男の高校3年生の1学期の評定(評価)の平均は4.5ということになります。

1年生の学年末、2年生の学年末の評価もこれで計算して、全部足したら3年で割ります。

(1年)4.1+(2年)4.2+(3年1学期)4.5=12.8

(3学年合計)12.8÷3学年=4.266…で4.3!

というわけで、計算した評定平均は4.3です。

もとより5段階で評価されている高校は、換算の手間が省けますね!

これらを知っておくと、行きたい大学を探すときにも便利ですので、覚えておいて損はなしです!

指定校推薦は、校内選考でこの評定平均が高い生徒が選ばれる可能性が高いです。これも学校によって基準があるので、一概には言えませんが…

【指定校推薦】、【公募推薦】、どちらの受験でもいえることは、受験科目が一般とは違うけれど、落ちたとしても、まだチャンスがあるということ。

推薦で受かればラッキーだな♪程度に受験する学生も多いので、必然と倍率は高くなりますが、不合格だったとしても、再度受験できるのはチャンスが広がりますよね。ファイト!受験生!

長男の公募推薦の合否

さて、指定校推薦で校内選考に漏れた長男ですが、すぐに公募推薦にむけて動き出しました。

塾に通っていないので、孤独な戦いが続きます。

長男が受けた大学は、私立の薬学部。

推薦入試の受験科目は、化学英語面接

放課後は面接試験に向けて練習し、家では、ひたすらに赤本で過去12年分くらいの化学を何度も何度も繰り返し解く日々。

数学が苦手な長男は、受験科目に数学がないこの推薦入試で決めてしまいたいところ!

一般入試になると数学が登場するので、化学に全振りしてずっと化学だけを勉強していました。

決して英語が得意なのではなく、英語と化学を比べたとき、化学は短期間で身につくものではないと考えたから、とのこと。英語は単語がわかればなんとなくできたとしても、化学はなんとなくで解ける問題など、ないに等しいんだそうです。

よっぽど指定校推薦で決められなかったのが悔しかったんやろな(笑)

受験日は11月19日。そして、12月1日が合否の発表日でした。

現代って、出願もスマホからできるし、合否発表もスマホで完結なんですね!ジェネレーションギャップに戸惑う42歳。

しかも、12月1日の合否発表の日、長男は高校の期末試験1日目。

長男に代わって、ワタシがスマホで合否を見ることに…

緊張するわぁぁぁ!!

コタツに入っているのに、手足がむちゃくちゃ冷たい!電源入ってる?

なんで、42歳にもなって、こんな緊張せなあかんねん!

でも、長男はもっと緊張しているはず。期末テストも手につかないほど結果が気になっているはず!いや、期末テストはがんばってくれ。

そんなこんなで、冷たく震える手で、スマホを握りしめ、画面をタップしたのです。

そのとき、出てきた画面がコチラ↓↓

サク…サクラが咲いとる…

画面を指でタップした瞬間、サクラが咲いていました。

うおぉぉぉぉぉぉ

叫びまちた。←いつも叫んでる人みたい

なんなら猫たちがビビるくらい遠吠えしました。ワオーーン

猫もびっくり!目ぇほっそ!

でもね、同時に泣きました。報われたぁぁ~!って。

はやく長男に教えたくて、でもテスト中で、うずうずしていました。

こうして、長男の受験は無事に終了したのです(*^^*)

そして今、長男は自動車免許取得にむけて、教習所に通っています。他にも、アルバイトがしたい!と求人誌を見ていたり、大学からの課題にも取り組んでいたりと、次のステップに向かっています。

受験が早く終わってしまうことに賛否両論ありますが、それは人それぞれ。

入学時に学力差が生まれてしまったとしても、それは自己責任だと思っています。

大学受験を通して気づいたこと

ワタシ自身もはじめての大学受験で、大した支援もしていないけど、長男をみていて気付いたことがあります。

  • 行きたい大学は早めに決めた方がいい
  • オープンキャンパスには行っておくべし
  • 塾に行くかは本人が決めるべき
  • 大学受験は高校1年生から始まっている
  • 大学にかかるお金の使い道を考える

行きたい大学は早めに決めた方がいい

やりたいことは大学に行ってから決める!という意見を否定しているわけではありません。

でも、わが家はそんなに経済的な余裕があるわけではないので、高校卒業後に進学してでも学びたいくらいやりたいことがあるならどうぞというスタンス。

なので、長男が志望校を決めたのは、高校2年生になる春でした。

理系にいくのか、文系にいくのかという分岐でも、長男は迷わず理系を選択。でも、長男はどちらかと言えば文系だったんです。当時の担任の先生も、母であるワタシも、『え?理系?』と耳を疑ったほど。

でも、その頃から長男は一切ブレることなく、志望校を目指していました。

途中、ワタシが岐阜の国公立を勧めますが、やっぱり志望校を選んだ長男。

目標を持つということは結果的に近道なんだと思いました。

オープンキャンパスには行っておくべし

推薦入試を受験するなら、オープンキャンパスには行っておいた方がいいというのを耳にしたことがあります。

その真偽はわからないのですが、どうやら面接で聞かれることもあるからだそうで。

オープンキャンパスに参加していれば、面接での印象は確かに良いかも。でも、長男の推薦入試の面接ではオープンキャンパスの話は出なかったそうです。

だけど、『なぜこの大学を志望したか?』『この大学のどこに魅力を感じたか?』などの質問があったときにしっかりと答えられるのは、断然オープンキャンパスに参加した人だろうと思います。

お金はかかるけど、数打ちゃ当たる戦法でいろんな大学の公募推薦を受験して進学するのもひとつです!でも、面接試験がある大学は、大学の魅力を話せるようにぜひオープンキャンパスにも参加してみてくださいね!

オープンキャンパスは現役の大学生から直接お話が聞ける貴重な機会でもあるので、面倒くさがらずにぜひ行ってみてください!

オープンキャンパスに行ったときのお話 ↓↓

【2022年夏】大学のオープンキャンパスに行ってきました!

塾に行くかは本人が決めるべき

何度か話に出ていますが、長男は中学3年生を最後に、現在も塾には通っていません。

それは、長男自身が決めたことなので、特にワタシも何も言いません。

大学受験で塾は行くべきかな?』の質問に対し、経験から言えば『行かなくても合格できる』です。

ただ、保護者が決めることではないと思っています。本人が行きたくないのに塾に通わせても何の意味もなければ、成果も期待できないと思っています。

ワタシはケチなので、どうせ落ちるなら100万円かけて落ちるより、0円で落ちてくれってタイプ

だからと言って、『塾に行かないのね』で終わりではなく、『じゃあ、どうするのか』までを一緒に考えられるといいな、と思います。見捨てるのではなく、見守る、が大切なんでしょうね (‘ω’)

わが家に限って言えば、『塾に行っているという安心感から慢心するなら、行かずに緊張感持って勉強した方が結果的に良かった』ということですね!

塾はあくまで手段であり、目的ではないということ。

とはいえ、それは結果論。

長男が『塾に行きたい』といえば、きっと塾に行かせたと思うので、塾でしっかり学びたいという意思を持っているお子さんはぜひ実力を伸ばせるようにサポートしてあげてほしいなと思います。

ケチなワタシが選んだサポートはコチラ ↓↓

スタディサプリのいいところは、全国140大学の過去問が最大3年分、共通テストに向けての過去問が最大7年分、無料でダウンロードできるところ。

5教科18科目1万本を超える講義動画が、いつでもどこでも見放題なので、わからない問題をすぐ解決することができます。

ちなみに長男は、化学で関西弁の女性講師の講義をずっと聞いていましたが、なぜそうなるかという基礎のしくみをわかりやすく解説してくれていて、とても勉強になったといいます。これで長男は高校3年生の2学期の化学の成績評価が10でした。推薦の評定には関係なかったけど…

月額980円~という値段の安さも魅力。長男が学校からお知らせをもらってきたので、申し込みましたが、これは本当に価値があったな、と思っています。

塾なら月額4~5万円かかることもあると聞くので、コスパとしては最強だと思います。

学校からのオススメということもあって、安心して利用できました!

大学受験は高校1年生から始まっている

これは、今回本当に実感しました。

だからこそ、現在、高校受験を控える中学3年生の保護者の方に読んでもらいたい!

評定平均の話をしましたが、志望校が決まってからどう頑張っても、過去に遡って高校1年生の1学期の成績を変えることってできないんですよね。

長男の評定平均4.3だと書きましたが、多少の予習はしていたけれど、特別なにか努力していたわけではないんです。

遅刻、欠席、授業態度、提出物、テスト…それらをフツーにこなしていれば、評定平均は悪くならないはず。フツーってなに?平均ってことです(・ω・)

指定校推薦を狙うなら、平均以上を!公募推薦を狙うなら大学の条件を確認!です。

受験したい大学が決まっていれば、その分、ほかの子より確実に歩を進められます。

意識的に成績を上げていけるのは武器でしかありません!

大学にかかるお金の使い道を考える

大学は入るのがゴールではありません。むしろお金がかかるのは大学に入ってからです!

でも、大学に入るまでに使うお金が多すぎる!!

それが本当に必要なお金なのかは別として…

今回、長男の大学受験にかかった費用は、

共通テスト受験料   19,000
公募推薦受験料    35,000円
スタディサプリ1年分 11,760円

ですが、結果的に共通テスト受験はしなくてもよくなったので、うれしい無駄金となってしまいました。返してほしい…(笑)

学校によって違うから参考にならないと思って、合格してからかかる金額や、書類提出にかかる速達料などは計算していません。(*^^*) 学校によって受験料は違います

でも、推薦で合格したら、数日以内に入学金と前期の学費を振り込まないといけないので、ある程度のお金のストックは必須です。

ちなみに、長男の志望校は【指定校推薦】は受験料がかかりませんでした。

しかし、【公募推薦】は35,000円の受験料が必要。

公募推薦入試を併願などで複数受ける場合は、大体35,000円×学校数…と金額が膨れ上がってきます。

長男の志望校に限って話すと、推薦で決まらなかった場合、一般選抜A方式(共通テスト前期)は約19,000円、その合否発表を待たずして、一般選抜B方式(独自試験)35,000円の申し込み、それに落ちたら、一般選抜C方式(共通テスト後期)約19,000円かかります。※C方式で受験する場合は、高校3年生の2学期までの評定が必要…たまらんな

これを複数の大学で受験すると考えると、受験料だけでものすごくお金がかかることに!

もう麻痺してくるんですよ。でも、惑わされないで!

大学に入ってからもすごくお金がかかるのに、入る前からこんなにお金がかかるんです!

ね? 志望校、絞っておいてほしいでしょ?(笑)

高校3年生になってから慌てて大学を探すのではなく、どんな職業や業界に興味があるのかを考えておくだけでも全然ちがいます!

同じお金を払うなら、塾や受験料でかかったであろうお金を大学の授業料にまわしたいですよね。

まとめ

  • 志望校は早めに決めて、情報収集を!
  • 塾に通うかは本人が決めるべき!
  • オープンキャンパスには参加して!
  • お金の使い方をよく考えて!

以下、長男からのことばです

長男
長男

公募推薦を複数受験するなら、

本命の大学の公募受験科目とかけ離れているものはNG!

複数科目の勉強はむずかしい!

受験科目が同じだと一石二鳥だよ!

特に数学があるかないかは大事だと実感した!

数学での受験がなくて本当によかった(笑)

長男
長男

あと、面接がめっちゃ大事!

面接の練習してない学校もあるから

面接が大きなアドバンテージになる!

とにかく質問に対して正確にハキハキ答える。

爽やかな生徒を演じてきた!(笑)

一般入試で受ける大学は、推薦入試に落ちてから考えよう、では遅いです。

落ちてから考えると、疑心暗鬼になって、行きたくもない大学をとりあえず受験してしまうことになりかねません。

大学生になるのが目的ならそれもアリですが、4年通うのに、『遠い』『学費が高い』『つまらない』などと不満がでてきてしまうことも往々にしてあります。

本当に通いたい大学を受験して、合格できたからこそうれしいし、春が待ち遠しいと思うんです。

10代から20代の大切な時間だからこそ、楽しく大学に通ってほしい!

そのための準備は、面倒でもやっていて損はないな、と思います。

ぜひ、オープンキャンパスや大学の情報収集など、楽しんでやってみてくださいね。

今回は【私立の公募推薦入試】について体験談をまじえて書きました。

すべての方の参考にはなりませんが、ひとりでも誰かのお役にたてればうれしいです!

現在受験生のみなさん、来年度受験されるみなさん、この春高校生になるみなさん、がんばってください!!

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

また遊びにきてくださいね(*^^*)

おしまい♪

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