猫がワタシをじっとみてるけどなんだろう?
たまに鳴いてるけど、なんで鳴いてるかわからない…
こんなお悩みを解決します。
これを読むと、猫のきもちがわかって、より良いコミュニケーションが図れるはずです。
- ✔︎ 猫のきもちがわかるようになります
- ✔︎ 猫に好かれるようになります
- ✔︎ 猫ともっと仲良くなれます
こんにちは!ゆきちです。
ワタシは猫を3匹飼っています。みんな白黒ハチワレで、みんな保護猫です。
3匹とも生後1〜2ヶ月の子猫から育てました。
最初の猫(まるも)との生活が始まってから2年が経ちましたが、まだまだ勉強が足りないなと実感する日々です。
いまだに猫の飼い方や育て方の本を読んで、「そうなのか!」と思うことがたくさんあるので、同じ悩みを持 っておられる方のお役に立てればいいなと思います。
今回は、いつも読んでいる
- いちばんよくわかる!猫の飼い方・暮らし方/成美堂出版
- はじめての猫の飼い方・育て方/Gakken
- ネコお得技大全/晋遊舎
この3冊の情報をもとに書いていこうと思います。
最後に、本の紹介を貼っておきます( ^ω^ )
猫のきもちが知りたい!
とにかくこれに尽きます。
共通の言語で話せればこんなに楽なことはないんだろうけど、それが叶えば絶対腹が立つに決まってる!(我が子で実証済み)
こんなふうに考えてるかな?という推測ぐらいがちょうどいいのかもしれません(笑)
でも、感情のサインを知っておくと、コミュニケーションも円滑になって、お互いのストレスも軽減されると思うのです。
鳴き方や目で見分ける
猫の個性によっても、状況によっても意味は変わってくるのですが、大きく分けるとこの4つです。
要求
語尾を上げてにゃぁん?→「〇〇して」
語尾を下げてにゃぁぁ…→「寂しい」「どこ?」
窓の外を見てカカカカ…→「捕まえたいな」
目をじっと見つめてきたり、目を見つめながら鳴くのも「〇〇して」と要求していることが多いんです。
「ごはんちょうだい」「ドアを開けて」など、強い欲求があるときは喉を鳴らしたりすることもあります。
目をじっと見つめてたのは、何かしてほしいことがあったんだ!
満足
ウニャウニャウニャ…→「おいしいな」
ゴロゴロ…と喉を鳴らす→「気持ちいいな」
目が半開きになってゴロンとしているときや、目を細めてまばたきをしているときはリラックスしている証拠です。
威嚇
ミャ〜オ〜!!→「やんのか!コラ!」
シャー!ウー!→「来ないで!」
見た目にもわかる威嚇で、恐怖を感じるほどに瞳孔が開いてきます。
繁殖本能
低い声で、アーオー!→「恋がしたいよー!」
主に発情期に見られる行動です。ソワソワする恋したいモード。
異性に自分をアピールする声ですが、オス猫どうしだと、自分の存在を知らしめて相手を牽制させる意味もあるようです。
しっぽで見分ける
人間にない「しっぽ」。猫の気持ちは、しっぽに正直に表れます。
じっと座っているけれど、しっぽだけがパタパタと動いている姿を見たことはありませんか?
すましてお座りしていても、揺れ動く気持ちは隠せないものなのです。
しっぽがピン!
ピンとまっすぐに立ったしっぽは、「うれしい!」「かまってほしい!」など、相手に深い親しみを感じている時のポーズ。
飼い主さんが帰ってきたときや、待ちに待ったごはんの時間などに見られます。
立てたしっぽをユラユラさせて近づいてきたら、ご機嫌なサイン。
「かまって!」「あそんで!」とアピールしています( ^ω^ )
左右に大きくブンブン!
犬がしっぽを左右にブンブンと振っていると「うれしい!」という意味ですが、猫は全くの逆。
イライラした気持ちの表れです。猫がしっぽをブンブンしているときは、表情にも注目!眉間にシワを寄せて、緊張した顔になっていませんか?
寝た姿勢で、しっぽをブンブンと振り、床に叩きつけるしぐさが見られたら、イライラ度MAXです。
「しつこいわね!」と攻撃が始まるかもしれないので、構わずにそっと見守ってあげるのが正解。
抱っこしたときにしっぽを振っていたら、すぐに降ろしてあげましょう。
しっぽがボワッと太くなる
「こっちに来ないで!」と恐怖や怒りに震えています。瞳孔が開いたり、耳が後ろに倒れたりしていませんか?
何に怯えているのか原因を突き止めて、対処してあげてください。
雷の音や、自分より強そうな相手に遭遇したときは、しっぽを足の間に挟んだり、体の下に巻き込んだりすることも。
足の間にしっぽを挟むのは、「強い相手に、自分を弱く見せる本能の表れ」だといわれています。
座りながらゆっくり動かす
どこかを見つめていませんか?
気にはなるけれど、まだ行動を起こすほどでもないんだよね、と観察している真っ只中。
まさに、「どうしようかな〜」と、気持ちの揺れがしっぽに表れているところです。
しっぽの先だけブルブルッと動かす
小さな虫や、気になるものを見つけたとき、猫はしっぽの先だけをブルブルッとわずかに動かします。
この動きは、見つけた!という興奮の表れ。
でも、獲物に気づかれないために、しっぽの動きは最小限なのです。
しっぽが短い猫ちゃんは動きがわかりにくいかもしれませんが、我が家の双子(おと・こたろう)のようなカギしっぽの猫も、よく見るとちゃんと動いています!
このしっぽの動きの意味を知って、猫のきもちを汲みとってあげてくださいね(о´∀`о)
猫に嫌われる人
猫に好かれる人と嫌われる人の違いってなに?
家族の中でも、猫に好かれている人とそうでない人がいると思います。
その差ってなんだろう?
もし、自分が好かれていない側の人間だったら…?
自分でも気付かないうちに猫の嫌がることをしている可能性もあります!
ちょっと、チェックしてみませんか?
いかがですか?
ひとつでも心あたりがあれば要注意!
簡単に説明していきます(^ ^)
声が大きい・低い
低い声は猫にとって、「マイナスの感情」を表すときに出す声。
声の高い女性が猫に好かれるイメージは、ここにあるのかもしれませんね。
猫は視覚も聴覚もとても敏感なので、落ち着いたトーンで優しく、ゆっくりと話しかけてあげると安心するのは猫ならずとも人間も同じですね( ^ω^ )
オーバーリアクション
猫はこどもが苦手だといわれています。それは、急に大声を出したり、走り出したりするから。
大人でも、落ち着きがなかったり、リアクションが大きい人には近寄ろうとしません。
猫をかまいすぎる
猫との距離を縮めたいなら、猫のペースを尊重して接することが大切です。
猫のペースを無視して何度もかまったり、積極的にアプローチするのは逆効果。
「付かず離れず」を意識して、猫が来たらかまってあげる、が正解です。
猫を怒る
猫に対して怒っても、猫は理由がわからないので無意味です。
猫に対して手をあげたりすると、その一瞬は問題行動をやめたとしても、飼い主に対して不信感を抱き、今までの信頼関係は壊れてしまいます。
なので、無意味なことはさっさとやめてしまって、代替案やごほうびを用意して問題を解決していきましょう!
例)爪研ぎされたくないところで爪研ぎされたら、その場所に布をかけて爪研ぎできなくする。また、新しい爪研ぎを用意して、ちゃんとできたらご褒美をあげる。
こちらが変わる方が早い!
猫を変えるのは不可能です!(笑)
夜の運動会も正常な行動なので、怒らないでくださいね!
ムリやり抱っこやケアをする
猫と触れ合いたいのは、本当によくわかります!
でも、ココも猫のペースを守るのがベター。
何事も猫が嫌がる手前でやめるというのが鉄則です。
なでたり、抱っこもしたいけれど、長時間はNG。
先ほど紹介したしっぽの動きを参考にして、パタパタと大きく振り出したら「そろそろしつこいよ」のサイン。
爪切りなども、暴れる猫を押さえつけてまで実行せず、何日かに分けて切ると、お互いにストレスが溜まりにくくなります。
猫は賢いので、ムリやりなケアを続けていると近寄って来なくなります。
なんでも猫が嫌がる手前でやめられる人がモテるのね。
猫ともっと仲良くなりたい!
猫の出すサインや、猫が嫌がる行動がわかったところで、ここからはどうすれば猫ともっと仲良くなれるかをご紹介していこうと思います。
かまってはいけないシーン
何かに集中している猫のジャマはしてはダメ。
例えば、
- 食事中
- 毛繕い中
- 前足フミフミ など
人間もそうですが、一心不乱に集中しているときに横やりを入れられるのは気分が悪いもの。
特に前足フミフミは、お母さん猫を思い出しているので、ジャマせず見守ってあげて欲しいです。
晴れた日は思いきり遊ぶ!
とは言え、室内での話。
現代の猫も、「雨の日は狩りができない」という野生が残っているため、雨の日はいつもより眠いんだそうです。
雨の日はまったりと過ごすとして、晴れた日は身体も元気!
10〜15分くらい思いきり遊んであげてください!
猫は短期集中型。持久力があまりないので、15分以上はバテてしまいます。
15分経たなくても、口呼吸をしたり、肩で息をしていたらそこまで!!
日中にしっかり遊んでおくと、夜の運動会も落ち着いたり、肥満防止にもなるので、スキンシップを図りながら健康管理もバッチリできますね!
猫はすぐ飽きてしまうので、安いおもちゃで十分!
安いおもちゃを何種類かそろえる方が賢いかも!
狩猟本能をかき立てる「じゃらし系」がオススメです!
マッサージでスキンシップ
猫がなでられて喜ぶのは
- アゴの下
- ほほ
- おでこ
- 耳の裏の付け根
- 背中
逆に、触られて嫌がるのは
- 耳
- しっぽ
- 足
- 足先
背中は、親指と人差し指で首すじの皮膚をつまみ、背骨にそってお尻までテンポ良くマッサージ。
鼻やあごの下は、指でソフトに指圧して、猫が気持ちよさそうにしていれば◎!
マッサージはスキンシップだけではなく、病気などの早期発見にもつながるので、習慣化したいところ。
猫がリラックスしているときに嫌がらない範囲で続けてみてください。
猫は気持ちよさそうにしていても、なでる時間が長かったり、なで方が心地よくないと感じた瞬間にガブッと噛んでくることも。
これは、愛撫誘発性攻撃行動と呼ばれるものです。
なでたりマッサージは、やさしく短時間で!を心がけてください。
まとめ
- 猫の感情はサインから読みとる
- 猫に嫌われるのは、「しつこい&うるさい」人
- 猫のペースに合わせてスキンシップ
- やさしく短時間のマッサージを習慣化
これらを意識して、おうちの猫ちゃんに接してみてください。
きっと関わり方が変わっているはず!
ワタシは、猫をなでているときにしっぽを大きくパタパタしているのを「喜んでるんだ!」と思って、張り切ってなでていました。でもまさか、「しつこいぞ!」と思ってたなんて!(笑)
それぞれの猫の個性もあるかと思います。
ここに書いてあることが全て正しく、全ての猫に当てはまるとは思いませんが、せっかくの猫との生活を、猫ファーストで考えてもらえるきっかけになればうれしいです!
パソコンや勉強をしていると、猫がジャマしに来ることってないですか?
それはツンデレな彼らが「あそぼ」とサインを出している瞬間です。
ワタシたちのタイミングなんてお構いなしだけど、5分だけでもいいので猫と遊んでください。
この5分が、猫との信頼を築くチャンスです!
これからも幸せな猫と、幸せな人が増えますように(о´∀`о)
最後までお読みいただきありがとうございました!
ワタシが参考にした本はコチラです。
興味があれば読んでみてください♪
では!